犬用冬服前開き(前ボタン・お腹周りゴム)ロンパースの作り方手順

犬服ハンドメイド冬用前開きロンパースの作り方 犬服ハンドメイド

こちらは、前開きロンパース(ツナギ、ジャンプスーツ)の作り方です。

今は冬なので、少し厚めの生地にしました。ニットキルトという、若干伸縮性がある生地です。

犬用前ボタンロンパースのパーツ

手順1:肩を縫い合わせる

途中までは、普通のTシャツ等と同じです。
まず肩を縫い合わせます。

犬用前ボタンロンパースの肩を縫い合わせる

手順2:袖ぐりに袖を縫い合わせる

つながった見頃の袖ぐりに袖を縫い合わせます。後ろ見頃側が若干やりにくいです。

犬用前ボタンロンパースに袖をつける

手順3:足部分を縫い合わせる

先に足もやってしまいます。筒状になるように縫い合わせます。

犬用前ボタンロンパースの足部分

手順4:脇を縫い合わせる

この状態で、おなか側から袖口まで直線で縫い合わせます。

犬用前ボタンロンパースの脇を縫い合わせる

縫い合わせた後にジグザグミシン等で端処理して不要部分をカットすると思うのですが、お腹部分の処理をするためにちょっと余裕をもって残しておくと良いです。

手順5:お腹周りの処理とゴム通し

前身頃から足部分、尻尾の上と通って反対側の足部分から前身頃まで、ぐるっと処理をします。
まず、できあがり線より少し外側をジグザグミシンをかけ、不要な布端をカットします。

犬用前ボタンロンパースのお腹周りの端処理

それをできあがり線に沿って一度折りして、ステッチを1本かけます。カーブに沿って布を伸ばしながらするので、余白が長すぎるとかなり縫いにくいです。(全然伸びなくて縫えない場合は、諦めてバイアステープ等の別布で処理すれば良いかと思います。)

このうち、後身頃の部分にはゴムを通す想定なので、ゴムの太さを超えないように余裕をもったステッチ幅にします。また、ゴムを通す用の穴として、両側の後ろ身頃の端付近に少しステッチを空けておきます。

犬用前ボタンロンパースのお腹ゴムの穴

一番最後にやっても良いのですが、ゴムを通します。

ゴムを通したら、片側を先に往復縫いで縫い止め、反対側を引っ張って良い感じのギャザー感にした所でこちらも往復縫いで縫い止めます。いったん試着してもらってからゴムの引っ張り具合を調整すれば尚良いですね。

犬服手作り前開ロンパースのお腹ゴム

手順6:首と袖・足裾にリブをつける

まず、首部分にリブをつけます。付ける位置の調整が少し面倒ですが、こちらの記事に書いています。

犬用ブルゾン(前開き・裏地あり可)の作り方手順
こちらは、前開き犬用ブルゾンの作り方手順です。裏地なし・あり、お好みで作れます。 型紙とサイズ調整はこちらの記事をご覧ください。 犬用ブルゾン(前開き・フードなし)の型紙と調整方法(無料型紙ダウンロード) | きつねのしっぽ ...

犬服手作り前開ロンパースの首にリブをつける

袖リブと足裾リブは最後にやってもいいです。輪っか状のリブをつけます。袖口リブの付け方はこちら。

犬用ロンパース(ラグラン袖・お腹ゴム)の作り方手順
それでは実際の縫い方手順です。縫うのは意外と時間もかかりません。簡単6ステップです。 型紙と必要パーツ(リブ)については前回の記事をご覧ください。 ロンパース(ラグラン袖・お腹ゴム入り)の型紙の作り方と調整方法(無料型紙ダウン...

犬服手作り前開ロンパースの袖にリブをつける

手順7:前開き部分をステッチ

前開き部分を完成させてしまいます。先ほどのお腹処理と同様、折り返しのできあがり線に少し余裕をもたせた部分にジグザグミシンをかけ、不要な布端を切り落とします。それを一度折りしてステッチをかけます。

犬服手作り前開ロンパースの前開き部分

手順8:前開き部分にスナップボタンをつける

前開き部分に3~4箇所スナップボタンをつけます。キリのようなもので等間隔に穴を空け、スナップ土台を差し込み、布の反対側からそれぞれ、くぼみ型を出っ張り型を押し入れます。

2cmの重なり部分に直径13mmのスナップボタンを4つつけました。

犬服手作り前開ロンパースの前ボタンをつける

完成

こちらで完成です!

犬服手作り前開ロンパースの完成
前開き服は着脱が楽なので助かります!お尻も寒くなさそうで大満足(私が)!