犬用の服にリード・ハーネス用の穴を開ける方法

犬の洋服にハーネスとリードを通す穴の付け方 犬服ハンドメイド

前回犬用レインウェアを作った際、リード(ハーネス)を通す穴をボタンホールで作ったのですが、ちょっと弱々しい感じだったのでアップグレードしてみました。穴の両側に別布をあててリード穴を補強するやり方です。
素人の自己流なのですが、なかなか良い感じにできたのでご紹介しておきます!

ちなみにビフォーはこちら。裏に補強用の布を重ねた状態で、ミシンのボタンホール縫い機能を使いました。生地が薄いのでなんとも破れそうな不安感があります…

ボタンホールでリード穴

手順1:補強用の布を準備

まず補強用の布を2枚作ります。

リード穴補強用の布

私の場合、7.5cm×4cmの布を2枚用意しました。リード(ハーネス)を通すため4.5cmくらいの穴が欲しかったので、その上下に1.5cmずつの余白を取って長さは7.5㎝にしました。

2枚の布を中表にして、印の箇所を往復ミシンで縫い留めます

リード穴の補強

これを本体の穴に挟み込んで縫いけたいのですが、ナイロンなので折り目もつかず、角の折り返しがぴろぴろしてしまい、全然上手くできないのでイライラして上下部分だけ先にボンドで止めました…

上下だけボンドで仮どめ

手順2:穴を補強布で挟み、仮縫い

本体の方を6.5cmほどカットし、補強用布を半分差し込みます。表側と裏側の両方から、縫い合わせた部分を開いて、表面裏面とも左右に広げます。

リード用の穴に補強布をあてる

この状態でミシンをかけたいのですが、さすがに難しいので仮縫いしました…

補強布をあてたリード穴を仮縫い

手順3:ミシンで本縫い

仮縫いまでできればもうほぼ完成です。補強布をぐるっと1周四角く縫い付け、穴の開く部分が負荷がかかりそうなので、ミシンで往復して補強しました。表から見ても裏から見ても同じ状態になります。

犬の洋服にリードを通す穴をつける

完成!良い感じ!
…と思いますが、素人なのでどうでしょう…

【追記】こちらのレインウェアでこの前散歩しましたが、ちょっと不安だったリード穴、大丈夫でした!個人的には大満足です。

尚、こちらのレインウェアの作り方はこちらの記事にまとめています。

[手作り犬服] 手作り犬用レインウェア(レインコート・雨具)の作り方手順 | きつねのしっぽ