こんにちわ。
飼い犬が女の子で、生後半年経たないうちに初ヒートを迎え、その時に急遽サニタリーパンツを作りました。紙オムツという選択肢もあったのですが、ゴミがかさばるし高価だし、紙で肌がかぶれたらかわいそうだなと思い、いわゆる布パンツ+人間用生理用ナプキンで過ごしていました。
市販品もいくつか買ったのですが、好みのデザインが少ない、ギャザーが強すぎてナプキンが丸まる、マジックテープが長すぎて余った部分に毛がくっついてしまう、などいろいろ気に入らない点があったので、結局自作しました。
ちなみに避妊手術後ずっと使ってなかったのですが、最近夜中に(飼い主のベッドの上で)おもらしをしてしまうことがあり、今は毎日就寝時に着用しています…
犬用サニタリーパンツの型紙の無料型紙ダウンロード
こちらはその時の型紙になります。尚、小型犬3.5kg女の子のものです。
犬用サニタリーパンツの型紙無料ダウンロード(22.8KB/PDF形式)
サイズ調整について
こちらは手持ちの既製品から真似して作ったものなので、実際に犬の計測はしていません。しいて言えば、尻尾穴の上から背中側ウエスト長さでしょうか。ウエストの一番細い部分にマジックテープで止める帯?が来ると良いです。
縫い合わせる箇所等もなく、ほぼ形だけで完成なので、いらない布で形を作ってみて調整する方が早いかと思います。
サニタリーパンツの作り方
形通りに切るだけでほぼ完成なのですが、それでも端の処理(尻尾周り含む)と、マジックテープが必要なのと、足回りとお腹の箇所にギャザーが必要です。
2枚重ねで作る場合
布1枚だと薄くて不安な場合は、同じ形を2枚作って、袋縫いして裏返してステッチをかけると見栄えが良いと思います。
お腹側の真ん中あたりをあけて袋縫いし、そこから裏返します。
最後に端から5mmくらいの箇所をぐるっと一周ステッチし、開けて置いた部分もステッチで閉じます。
足回りにギャザーをつける
ステッチした部分の内側にゴムの片端を縫い留め、ゴムを縫わないようにステッチと平行にもう一本縫い、ゴムを引っ張って良いところで反対側の端を縫い留めると、2枚の布の内側にギャザーができます。尻尾の穴と開けておいたお腹側からなんとかできました。
が!すごく面倒なので、表に返した状態で上からゴムを引っ張りながら縫い付けた方が良いかもしれません…
お腹にギャザーをつける
こちらも、お腹らへんにゴムを片端を縫い付け、ゴムを引っ張って強引に縫い付けると2枚の布の内側にギャザーができます。
が!こちらも大変面倒で、後から修正もできないのでおすすめできません。表側からゴムを引っ張りながら縫い付けた方が良いかと思います…
尻尾周りの穴の処理
同じ布のバイアステープなどでぐるりと一周、尻尾周りを縫って布端を封印します。
今回はかなり伸縮性のあるワッフル生地だったので、こちらでバイアス処理しました。先にバイアスの方を輪っかにして、穴の周りに裏から一周縫ってしまい、表から引っ張って被せながら縫うと楽でした。
マジックテープをつける
帯側のマジックテープは普通に縫い付けます。背中側のマジックテープをつける前に、一度試着してもらうと良いです。どこにマジックテープがあればぴったりかを確認し、チャコペンで印をつけてから縫い付けると失敗がありません。
完成
以上で完成です!写真がブレています。