こんにちわ。
なんとか犬のトイレトレーニングができ、きちんとトイレでおしっこしてくれるようになったものの、ここ数ヶ月はおしっこはみ出し問題に直面していました。
まずは振り返りから…
トイレトレーニング期<生後3~4ヶ月頃>
生後3ヶ月程度で飼い始めた頃を振り返ると、とにかくトイレでおしっこをしてくれず本当に悩みました。迎えて1ヶ月ほどは全然できず、前の記事で書いたように「トイレトレーでは絶対におしっこをしたくない」という感じで、ホトホト手を焼きましたが、おしっこするまで絶対にトイレから出さない作戦を繰り返し、見事できるようになりました。

ケージ外のトイレでの粗相<生後6ヶ月頃>
ケージの外(リビングの一部)に出すことが多くなり、外にもトイレを設置しました。ケージの前に置いたトレーでもおしっこするのですが、うちの場合、リビングの端っこでおしっこを粗相することが多く、トイレトレーの場所をそちらへ移動しました。これで問題はすぐに解決しました。
反抗期でわざと失敗するパターン<生後6~7ヶ月頃>
生後6ヶ月頃からいわゆる反抗期っぽい時期がありました。この頃は、①フードを食べない、②トイレをわざと失敗する、という行動が見られました。
①については、この記事と関係なくて恐縮です。今までフードを出すと興奮して「ヨシ」でガツガツ食べ始めていたのに、急にフードを知らんぷりしたり、クンクンするだけで他のところでウロウロしたり、寝始めたり。本当にイライラしましたが、20~30分経過したらフードを下げることで、1~2週間ですぐ治りました。
②も、絶対トイレじゃないとわかっているであろう全然違うところに毎回おしっこをされて、本当にイライラしました。当初は怒りのあまり、粗相されたら捕まえてケージに戻し、(床の清掃も兼ねて)30分ほど閉じ込めたりしてたのですが、捕まえる前に追いかけっこ状態になってしまい、むしろ楽しませていたのかも。
粗相をされたら犬を一切見ずに、(邪魔されても)声も発さずに掃除をし、そのまま立ち去る、という方法に変えたところ、こちらも1週間程度ですんなり治りました。
はみ出し問題勃発<生後8ヶ月頃>
トイレの粗相もほとんどせず、生後7ヶ月頃から徐々にリビングフリーにしていったのですが、トレーが小さいのもあってか、前足をトイレトレーから出しておしっこするパターンが増え、ギリギリ収まることもあるけどはみ出すことも多い、という状況に陥りました。
それでは、うちのおしっこはみ出し対策です。
おしっこはみ出し対策
対策1:トイレトレーのサイズを大きくする
うちは少し胴長に成長してしまったので、小型犬といえど、Sサイズのトイレトレーでは正直あまりゆとりが無い、というのも理由だったかもしれません。しかし、残念ながら洗う場所が狭いのでLサイズのトイレトレーに変更するのはかなり躊躇しました。
他の方のブログを見ても、「トイレのサイズを変えても、足を出して端っこにおしっこをするので、結局はみ出す」という体験談が多く、うちもトイレのサイズに関わらず絶対に前足を出すんだろうな…と簡単に予測できたので、こちらの対策は試すまでもなく却下でした。
対策2:トイレトレーの位置を手前にずらす
リビングの角に縦に設置しているので、2面が壁、もう1面はケージの壁になっており、手前が入り口という配置でした。戻ってくる時に前足を出してはみ出すので、ちょっと位置を手前にずらしてみました。
しかし、空いている奥側におしっこしてみたり、結局前足をはみ出したりで全く効果なし。
対策3:周りにトイレシーツを敷く
はみ出す部分にトイレシーツを敷き詰めてみました。うちはトイレシーツをたまに噛んで食べるので、どうかな…と思っていたのですが。(写真が汚くてごめんなさい)
はみ出しおしっこを吸収してくれる効果はあったものの、やはり、2~3日後、見てない時にシーツをムシャムシャ食べており、失敗。噛みちぎって遊ぶだけならまだしも、うちの犬は食べます。
対策4:布製の防水マットの上にトイレを置く
トイレシーツではなく、布製の防水マットを購入して、トイレトレーの下に敷いてみました。
こちらは下のカーペットを汚さないという効果はあったものの、マットに何度もおしっこされ、洗い替え用も買ったものの、手間としてはあまり変わらず。それと、初日に裏の部分を噛みちぎられました…
でもこの防水マット、楽天でLサイズを買ったのですが、柄がかわいくて気に入ってるので、今もトイレトレーの下に敷いています。(カフェマットとしても使えるそうなので、もう1枚買おうと思っているところです。)
対策5:真ん中におしっこできたら褒める
前述の図のとおり、トイレを縦に置いているので、行きにすると真ん中に収まり、折り返して帰りにすると前足が出てしまいおしっこがはみ出す、という状況だったので、行きにした時(成功した時)におやつをあげて褒める、帰りにしたら(失敗したら)シーンと無言、という作戦を試みました。
が、これは失敗… この判定が理解されなかったようです。混乱させてごめん。
はみ出し問題を解決した方法はトイレ環境整備
前置きが長くなりましたが、うちの場合ですが、一発でおしっこはみ出し問題を解決できた方法をご紹介します!
トイレを横向きに置き、ワイヤーネットで簡易壁を作り、入り口を狭めました!
ワイヤーネットは100円ショップ・セリアで購入したものを折り曲げて良い感じの長さに調整したものをケージ側に固定しています。(L字に曲げているのである程度自立します。)
最初はワイヤーネットをベロベロ舐めたり気にしていた様子ですが、この配置にしてからもうほぼ1ヶ月、なんとはみ出しゼロなのです!!すごい!無理やり出口付近でおしっこする時もありギリギリな時が何度かありましたが、成功率としてはいまだに100%です。
「今日からトイレトレーニング再開だ!」と張り切って、”できたら褒める”を徹底して頑張っていた日々はなんだったんだろうか… トイレ環境を変えただけでこんなにも簡単に改善されるとは。
ちなみに、なんでこの配置にしたかというと、うちの犬はケージの中のトイレではおしっこをはみ出さないので、ケージ内のトイレと似た構造にしようと思って試した配置です。右側から入って、左に曲がって横に向きになり、用をたしたらUターンして右折して出る、という行動パターンです。
ちなみに、この方法がだめなら、高さ10cmくらいの何かで完全にトイレを仕切ってみようと考えていました。
ということで、おしっこはみ出しにお悩みの方は、トイレトレーの配置、向き、仕切りなどトイレ環境をいろいろ工夫してみると良いのかもしれません。
本当に犬は犬それぞれで、この配置にしたら絶対成功するというトイレは無いのかもしれません。犬を観察して、いろいろ工夫しながら試行錯誤して、成功できた時は本当にうれしいです。ぜひ、頑張ってみてくださいね!