前回の続きの記事になります。
※前回はこちら↓
睡眠外来といびき検査
ということで、ちょっと怖くなって病院での治療を検討することに。少し検索すると「いびき治療専門」「睡眠外来」と謳っている病院・クリニックも多く、いびきで困っている方は結構多いんだなと感じます。
ということで、私の夫にも病院へ行ってもらいました。私の場合は、診療案内に「睡眠時無呼吸症候群」という項目がある内科・循環器科のクリニックが近所にあったので、そちらへ。
診察は問診のみで、自宅でいびきや呼吸を検査するキットがあるので、自分で検査してまた来てください、とのこと。その場でいびきかくわけにもいかないし、まぁ、そうなりますよね…
いびき検査キット(睡眠時無呼吸症候群簡易検査装置)
こちらのSAS簡易検査装置自宅配送サービスでは、帝人ヘルスケア社のキットが自宅に送付され、一晩装着して就寝した後、返送すると検査結果が出るというものです。
呼吸の気流を測定するチューブを鼻に通し、血中酸素濃度を測る機械を指に装着し、手首に巻き付けた機械に測定値を送り記録するようです。
1日分しか記録できないことに不安(その日だけ調子が良かったらどうしよう…)を覚えつつも、こちらで測定の上、TEIJINに送り返します。2週間ほどで検査結果が病院に送られるようで、「検査結果が出たので来院してください」と連絡がありました。
結果はこちら。
1時間あたり約18回、呼吸が停止または低下していた!
最長135秒間、呼吸が停止または低下していた!
消灯中の26.4%いびきをかいていた!
おおお、2分間以上呼吸止まっていて、寝てる間の四分の一はいびきをかいているとは、結構ひどいな… と思いつつも、総評としては中等症。喜んでいいのかガッカリするべきか、睡眠時無呼吸症候群とは言えないという結果に。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療
実際、睡眠時無呼吸症候群だったらどうするのかについて。
軽症から中等症の場合には、主に「マウスピース」が用いられます。睡眠中に装着することで、気道を確保します。
中等症から重症の場合は、主に「CPAP(経鼻的持続陽圧呼吸)療法」が行われます。この治療の長期効果と安全性は十分な検証がなされ、現時点で主たる治療法となっています。
CPAP療法とは(中略)睡眠中、鼻に装着したマスクから適切な圧力をかけた空気を送り込み、気道を確実に広げる治療法です。
ということで、CPAP(シーパップ)するほどの重症ではないようで、(夫の場合、鼻詰まりを改善してみてくださいと言われただけで)そのクリニックでの治療等は一切ありませんでした…
ひどい…
対策グッズ③ いびき防止マウスピース:Joyear いびき防止グッズ舌安定マウスピース
いびき防止マウスピースというのは実はいろいろなタイプがあり、一般的には、口を閉じるためのマウスピースが多く販売されています。特にこちらの「MY HOME DENTAL」というマウスピースが売れ筋のようでした。
鼻づまり等で口呼吸になってしまうことによるいびきの場合(鼻いびき)、口をしっかり閉じるマウスピースは効果がありそうです。
しかし、夫がうるさいいびきをかいている姿を見てみると、口は閉じているのです。なので、こういう場合は、口呼吸してしまうことによるいびきではなく、舌の根本を落ち込んで気道を塞いでしまうことによるいびきのようなのです(喉いびき)。
そこで見つけたのが、Joyear「舌安定マウスピース」です!
おしゃぶり的な形状なのですが、マウスピースに舌先を突っ込んでマウスピースを固定することにより、舌を上に引っ張りあげる状態を保つ、というものです。
商品ページに掲載されていた図がわかりやすいと思います。舌の根本にあたる部分がボヨーンと全体に落っこちて気道を塞いでいる「装着前」に比べて、「装着後」では舌を上に引っ張り上げることで正常な位置をキープさせています。
こちら口コミを見ると、とにかく違和感が強いらしいのですが、数日我慢すればつけて寝られるそうで、効果はかなりあるようです。物理的に引っ張り上げれば、(多少は痛いでしょうが)気道は塞がらないので当然かもしれません。
ハサミで切り込みを入れたりカスタマイズして使っている人もいるそうなのですが、やはり夫も装着が難しい、かつ違和感が強いらしく、寝る前に短時間装着していると言い張るものの、なかなか本番の睡眠では使ってくれていません…
こちらをちゃんと使ってくれるようになったら改めてここに追記したいと思います…
【2023年6月追記】夫に強めに言ったところ、就寝時間の前半だけ頑張って装着してくれました。1日目はやはり違和感のため寝られないようで、ずっとモゾモゾ起きていました(可哀想になってしまって途中で外してもらいました)。が、2日目は疲れていて眠たかったのか、(やっぱり途中で外したのですが)前半はマウスピースをつけてスースー寝ていました。
普段は夜中に何度も苦しそうに咳き込むのですがこの日はそれもなく、大きないびきで私が起こされることもなく、とても快適に寝れました!ありがとう、舌安定マウスピース!
対策グッズ④:キャンプ用マットとお昼寝ごろ寝マット
そうこうしているうちにも毎晩毎晩夫のいびきはうるさく、深夜から明け方に私が起こされるので、最終手段として寝室を分けました。リビングに簡単なマットを敷いて、夫にはそちらで寝てもらおうということです。(実際には交互でリビングで寝ています。)
リビングに敷布団を置くのは嫌だし、なにか手頃なものはないかと考えていたところ、キャンプマット(キャンプ用・車内泊用の折りたたみマット)を思いつきました。
私は、ZELDNERというメーカーのものを買ったのですが、外で地面で寝るようなので厚みはしっかりあり、汚れにも強い。使った後はパタパタ折りたためるのでかさばらず、とても良い!幅はそこそこですが、長さは十分にあるので、まあまあ寝られます。
ですが、毎日寝るにしては柔らかさが足りずちょっと腰が痛いくなってきてしまいました…
というころで、もう少し快適に寝られそうなマットを探したところ、ちょうど良いお昼寝&ごろ寝マットを発見!
こちらは低反発で厚みもあり(厚さ3cmと記載あり)フカフカ感が強いです。6つに別れているので使わない時は二つ折り、三つ折り等に折りたたむこともできます。洗濯不可なのが残念ですが、ベッドマット的なものを敷いて使用しています。
これは本当に寝心地が良いです。一晩グッスリ眠れます。夫のうるさいいびきに起こされないなら、リビングでも全然構わないと思える快適さ。毎晩別々に寝なくても、夫のいびきで起こされてしまった時用にリビングに置いておく、というのも良いかと思います。在宅仕事でちょっと一息つく時にも使っています。
ということで、夫のいびきと長々格闘してきたのですが、結局、いびき対策グッズとして落ち着いたのが、リビングで寝る用のお昼寝ごろ寝マットでした笑。
なんだか、あまり参考にならなそうなオチですみません…
いびきの根本は全く解決していないのですが、私のストレスはかなり軽減されたのは事実です…
それではまた!
【2023年8月追記】新たにいびき対策グッズを発見しましたので、記事を追加しました。