前回から続きまして、夫のうるさいいびき対策のお話です。
検査をしたり、いびき対策グッズをいろいろ試してもらったのですが結局うまくいかず、最終的には”別々の部屋で寝る“という方法をとっていました。が、夏になり、寝室エアコンが必須になると結局また一緒の部屋で我慢して寝る日々が続く…
ところがある日、テレビ番組で良いアイテムを発見したのです。
「千鳥のクセスゴ」という人気番組で、「いびきの激しい芸人さん VS 最新いびき対策グッズ」という企画をやっていました。
その企画に登場していた商品がこちらです。
呼吸レス・いびきをAI×EMSでケアする知能型いびきケアグッズ「スノアサークル EMS PRO」!
メーカー公式で記事にされていたので、一部引用させていただきます。
「クセ芸能人×スゴ技5番勝負!」で空気階段もぐらさんとスノアサークルプロの白熱勝負!
2023年7月30日に放映されました「千鳥のクセスゴ! 2時間SP」
大吾さん発案の「クセ芸能人×スゴ技5番勝負!」の第4試合にて、スノアサークルプロが空気階段のもぐらさんと対決させて頂きました。<中略>
80デシベル(工事現場レベル)を越える爆音。
相方のかたまりさんと弊社の佐々木も、固唾を飲んでモニターを見つめます。
止まりそうで止まらない爆音。
手に汗握る、一進一退の攻防が続く中。
眠るもぐらさんの様子に変化が…?
開いた口から響くのは、質の良い睡眠にあるべき穏やかな寝息。
騒音レベル44デシベル以下で安定した、騒音レベル測定器。
「スノアサークル EMS PRO」とは
「スノアサークル EMS PRO」はウェザリー・ジャパン株式会社さんが販売している商品で、睡眠中の呼吸状態(喉や骨の振動と呼吸音)をリアルタイムで記録・解析し、呼吸レス・いびきの発生を検知すると微弱な振動刺激(EMS中周波)でケアしてくれるという製品です。
振動レベルは30段階あり自動的に強度を調整してくれるので、睡眠を極力妨げないしくみ。また、計測結果は専用アプリに記録され日々のデータとして閲覧も可能です。
AI技術で「いびき」「呼吸レス」をリアルタイムに検知して、EMA中間周波の優しい刺激で眠りを守りながらいびきケア
Snore Circle PROは、2つの異なる「呼吸レス・いびき」認識システムが搭載されています。AI技術はビッグデータを用いて、最適な振動刺激を発信できるようにオンライン・オフラインどちらでも検知した「呼吸データ」を瞬時に分析・解析します。
オンラインAI認識技術は、本体に搭載された骨伝導センサーとAI機械学習機能のダブルセンサーによって、「いびき」や「呼吸レス」の音や振動から正確に記録した「呼吸データ」を、瞬時にオンライン上にある膨大なデータから構築されたビックデータに送信して、AIが最も最適ないびきケアを選択することで、精度を飛躍的に向上させた新機能です。
Snore Circle PROから搭載されたオフラインAI認識技術は、本体に搭載された骨伝導センサーとAI機械学習機能のダブルセンサーによって、「いびき」や「呼吸レス」の音や振動から正確に記録した「呼吸データ」を、瞬時に本体に搭載された48種類のモデルパターンから最適なパターンを自動的に選択して最も最適ないびきケアを選択することが可能です。
出典:https://www.snorecircle.jp/lineup/ems-pro/
なんだかすごいですね。
いびきは舌の付け根が下に落っこちて気道を塞いでしまうことで発生するので、アゴから微弱な刺激を与えてそれを防いであげるということのようです。
また、この刺激というのが、旧モデルの「低周波」がピリピリした痛みを感じやすいのに比べ、こちら最新モデルの「EMS中間周波数」では非常に優しい振動刺激で皮膚への抵抗も少ないそうです。
ちなみに、番組の結論を言ってしまうと(記事にもあるとおりですが)、工事現場レベルのかなり激しいいびきにグッズの方も必至に抵抗しつつ、なんとか30秒間の静寂を勝ち取り、グッズ側の勝利という結果でした。
おもしろ半分で見ていましたが、「おお、これはすごい…」ということで早速気になり購入。
値段は安くもないのですが、2万円ちょっとで毎晩のうるさくて眠れない不快な夜と夫の健康も多少は救われると思えば、完全に安いです。本当にうるさいので。楽天にもアマゾンにも公式ショップがありますので安心して購入できます。
購入した商品がこちら。本体はかなり小型軽量です。
充電用の土台と専用ケーブルが付属しています。土台も小さい!
「スノアサークル EMS PRO」の使い方
使い方はかなり簡単です。アゴ側に専用のシール(導電性ストリップ)を貼り、シールに内蔵された磁石部分にスノアサークル本体をカチっとくっつけるだけ。本体サイズが非常に小さくて軽いので、磁力で簡単にくっつきます。
アゴの先から指1~2本分くらい空けてシールを貼りつけると良いそうです。
こちらが専用シールになります。シールは初回購入時に10枚(2枚×5袋)入っていますが、それ以降は別売の商品を購入し続ける必要があります。
「スノアサークル EMS PRO」の口コミ
口コミを見る限り、そこそこの効果はありそうです。ですが、男性でアゴヒゲを伸ばしている方は「そもそもシールが貼れない」、脂性すぎたり就寝前にローション等をつける場合も「シールが剥がれてしまう」、敏感肌?の方は「アゴの皮膚がかぶれてしまう」というものが散見されましたのでご注意ください。うちの夫はいずれも大丈夫のようでした。
「スノアサークル EMS PRO」を実際使った感想(効果と使用感)
さて、本題です。まずは効果の方ですが、うちの夫の場合はなかなか効果ありでした。
スノアサークル EMS PROでいびき・無呼吸が改善された
前回記事でご紹介した舌固定マウスピースのように一切いびきが発生しないわけではないのですが、いびきが始まって「ゴォォ~、ゴォォ~、ゴォォ~、ゴォォ~、ゴォォ~」の5回目くらいでいびき音が急激に小さくなるというケースが多かったです。しばらく静かになり、またいびきが始まるとやはり5回目くらいで収まるとう感じ。いびき音の音量と持続時間はかなり低減されたと言えます。
一番良いと感じたのは無呼吸状態を防いでくれているところです。
何の対策もなしに寝ると、(私が把握しているだけでも)必ず一晩に数回は「グッ、、、、(無音が何十秒か続く)ゲホッ!ゲホッ!ゲホッ~~~!!!!!!」という、典型的な無呼吸状態と咳込みが発生します。特に男性は(という言い方は今の時代はしてはいけないけれど)喉が図太いからか、ただでさえ咳をする時の音が異常にうるさいんですよね。それが、苦しい状態からの必死の咳込みなので、本当に爆音です。咳き込む瞬間に体も激しく動くので、当然ながらベッドで隣に寝ている私は爆音と振動にびっくりして目を覚まします…
これが、スノアサークル装着時は起こらないのです!いびきを検知したらその状態(気道が塞がった状態)が続かないようにアゴを刺激してくれているので、きっと長時間の無呼吸状態にならないんだろうなと思われます。本当にすごいです!
こちらは専用アプリのデータ画面です。いびき・低呼吸を検知し、一晩に何百回も介入してくれたという結果が見れます。いびきへの介入回数604回、ストップ回数218回。ありがたいです… うちの夫はほぼ仰向けで寝ているはずなので、右向き・左向きのデータは正確性が不明です…
スノアサークル EMS PROの使用感は許容範囲とのこと
そして肝心の使用感。前述の舌固定マウスピースは、効果がかなりあるものの、「とても痛いし、よだれが垂れ流しになってしまって非常につらい」とのことで結局使用は断念しました。が、こちらのスノアサークルは、”許容範囲内”とのことでした!
「寝ている時にピリピリくるのは感じるけど、我慢できる範囲」だそうです。良かった!いくら機能が優秀でも、使用感が悪すぎたり眠りを妨げる感じだと使い続けることはできないので、使用感はかなり大事です。
そして、今のところシールが剥がれてしまうことも、シールで肌がかぶれることもなさそうです。ただ一度だけ、シールはアゴについたままで、本体が枕元に転がっていた時がありました…(スノアサークルをしてるのに無呼吸睡眠と咳込みが発生したので、どうしたんだろうと思ったら外れていました。)磁石で吸着しているだけなので、腕やふとんで擦ってしまい外れてしまったようです。
ということで、結論から言うと、非常におすすめできる商品です。
前述のとおり交換用シールを買う必要があるためランニングコストはかかりますが、いびきの音量の低減と無呼吸睡眠を抑える効果があり、使用感も悪くないとのことなので、こちらを続けてもらおうと思っています。いったん解決。
それではまた!