こんにちわ。
前回の採卵の記事を書いてからだいぶ日が経ちましたが、胚移植をして判定日まで来ました。
結論から言いますと失敗でした…
胚移植の3ステップ
- 胚移植の前：内膜の調整（ホルモン補充）
- 胚移植：子宮に凍結融解胚を移植
- 胚移植の後：ホルモン補充
ということで、胚移植の前後には、内膜の調整のため卵巣ホルモンを補う薬を使用します。卵巣ホルモンには、①子宮内膜を厚くして着床しやすくしてくれる役割（卵胞ホルモン）と、②厚くなった内膜を着床しやすくする役割（黄体ホルモン）があります。
移植日の決定
排卵が規則的な人の場合は、「自然排卵周期による胚移植」を選択するようで、排卵日を待って5日後に移植するとのことでした。排卵日から、黄体ホルモン（膣座薬）を開始します。
私の場合は少し周期が乱れていて、生理19日目からやっと黄体ホルモンを開始し、生理24日目に胚移植と決まりました。
黄体ホルモン剤は、天然型黄体ホルモン製剤「ウトロゲスタン腟用カプセル」という膣座薬です。
膣座薬かぁ〜…と思ってかなりゲンナリしましたが、これはそんなに苦ではないですね。タンポンよりだいぶ小さいし。
しかしこの膣座薬がクセモノで、入れ始めてからというもの、薬のカスがボソボソとパンツに着いて困る。。私は基本的にパンティライナー常用者ですが、膣座薬を入れ続けていた一週間の間、1日3回ずつパンティライナーを替えてました。
こういうつです。
あと、「小指一本分程度は押し込んでください」とのことでしたが、前回分の薬の白いネチネチ成分が指について不快でした…
ちなみに、自然排卵周期を利用しない場合は「ホルモン補充周期による胚移植」になるようで、その場合は、生理開始後に卵胞ホルモン（貼付剤）の使用を開始し、生理14日目ごろに内膜の暑さが十分になったら黄体ホルモン（膣座薬）を開始し、生理19日目ごろに胚移植をする、というスケジュールです。
胚移植当日（カテーテルで移植）
採卵は、前日夜からの絶食絶飲など注意点がありましたが、胚移植は特に何も注意点が無いみたいでした。当日朝に採血して、問題なければGoです。
胚移植の手術自体は10分程度。採卵と比べたらアッという間で、痛みもほぼ無くすぐに終わりました。胚移植後もホルモン補充を続けるので、引き続き膣座薬を処方してもらい、帰宅です。
手術後、いつも親身で感じの良い看護師のオバチャンが「良かったね！今日は記念日だね、うれしいね！」みたいなハイテンションで元気付けてくれたんですが、私が移植した胚はグレード的には悪くないものの妊娠に至る確率が3割程度しかない（良い胚でも5割程度）と聞いていたので、素直に喜べなかったですね。「気持ちを明るく持つことが大事」っていうことみたいでしたけど、正直微妙でした…
判定日まで
胚移植から9日後が判定日に決まっていましたが、胚移植の2日後から体温が高温期に入りまして、1週間経っても高温期のまま生理も来ず。
これは着床成功したかな？と淡い期待が強くなっていました。
相変わらず膣座薬は使用継続です…
判定日（hCG値をチェック）
採血で、hCGの値をチェックします。hCGとは、着床後に胎盤になる部分から分泌するホルモン「ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン」という成分で、これが100mIU/mlくらい出ているとめでたく妊娠とのことでした。
私は期待感を持って結果を待ちましたが、結果的には40mIU/ml程度しかなく、結果的には失敗の気配濃厚だったようです。
その1週間後に再判定日を設定していましたが、その日を迎える前に生理が来てしまいました…
失敗確定です。悲しい。つらい…
胚移植にかかった費用
ということで、胚移植（自然周期による融解凍結胚移植）にかかった費用ですが、、
- 胚移植日決定までの超音波検査と膣座薬代：31,000円程度
- 胚移植日当日（融解・孵化補助・胚移植・膣座薬代）：152,000円程度
- 判定日（血液検査2回）：21,000円程度
胚移植にかかった合計は約20万円でした。
以上で、体外受精の胚移植から判定日まででした。
体外受精を失敗した心境
いやしかし、不妊治療めっちゃつらいですよね。
生理は本当にへこむ。おなか痛いし。
こんなんだったら、子どもができないと確定してる方がまだマシなんじゃないか（子どもができない病気の方ごめんなさい）… と思っちゃいます。 今、大金と時間を費やして、仕事やプライベート等を犠牲にして頑張れば、子どもができる「かもしれない」という状況は本当につらいです…
人生、思い通りにいかないことが多いですからね。不妊で悩んでる人は多いし（病院いつも混雑してる）、人間みんな何かしらの事情をかかえて生きてるもんですよね。元気出していきましょう！
気を取り直して、最近の近況ですが、ミックスナッツがマイブームです。
ミックスナッツは美味しいのはもちろん、ポリフェノール（くるみ）、鉄分（カシューナッツ）、ビタミンE（アーモンド）など、栄養価が高く、ダイエットにも良いらしいです。なにより、カシューナッツには亜鉛が含まれていますので、さりげなく夫に食べさせるのですよ！
それではまた！